WISH2010で見えた未来 #wish10
- 利用者に「小さな幸せ」を小刻みに提供できるものが優れた「サービス」である。
http://agilemedia.jp/wish2010/
「「WISH 2010」とは、日本のウェブの未来を担うような可能性のある「サービス」や「端末」を、参加者全員で発掘・共有・応援しようというイベントです。」
WISH2010が終わった。これが夏の終わりの季語になるのもそんなに遠くないことだろう。
このイベントを通じてプレゼンターの熱い思いを聴いていれば、Webを中心としたサービスやビジネスには、3つの方向性があることが分かる。
- Webに連携したデバイスが偏在することで便利になる
- リアルタイムにつながることでクリエイティブになる
- 情報の断片や人とつながることで幸せになる
そして、この会の中心的なメンバーである徳力さん(徳力 基彦(tokuriki) (@tokuriki) | Twitter)の主張である、「ビジネスモデルが不十分でも100万ユーザ(クリティカル・マス)を先に獲得したものが勝ちである。」は、一つの示唆が見える。
単一商品・大量生産・大量消費の高度成長期は、そこそこのモノを作れば売れる、という時代であった。今は全くことなる。消費者はネットでつながり単一商品では満足できなくなったユーザがそこにはいる。
最初に示した3つの方向性は、3つとも利用者が多いということが、必須の条件になる。デバイスは数が出ないと高止まりする。利用者がいなければそもそもWebサービスには何の意味も無い。
利用者をある程度囲い込むために必要なのは、
- 利用者が小さな幸せを感じることができる
- そしてそれが小刻みに連続して起こる
ということが必要だ。これがなければすぐに飽きられてしまう。
WISH2010: パネルディスカッション(-14:50) #wish10 - Togetter
WISH2010: 第二部(No.1~No.8のプレゼンター) -16:15 #wish10 #wish2010 - Togetter
WISH2010 第二部(No.9~No.15) -17:25 #wish10 #wish2010 - Togetter
WISH2010: 第三部 PFU ScanSnap紹介、広瀬香美ライブ -18:04 #wish10 #wish2010 - Togetter
WISH2010: ~表彰式 -18:44 #wish10 #wish2010 - Togetter
c.f.
アジャイルメディア・ネットワーク主催WISH 2010レポート―プレゼン15社すべて紹介 | TechCrunch Japan
WISH2010公式実況担当による個人的まとめ