コンピュータの偏在する未来(Google TV: Logtech Revue)
スマートフォンから始まったAndroidだが、フォトフレームやテレビなど生活に溶け込む方向での進化が改めて確認できた。
黒物、白物を問わず様々なデバイスに見た目と使い勝手の向上をもたらすであろうAndroid。筆者はAndroidの偏在化で生活が変わる流れと見た。次のデバイスは一体何だろうか。
ATNDに出ていたので突然押し掛けることにした。
今回のGoogle TVのスペックは以下のサイトに詳しい。
まず米国モデルであったためにテレビとの連携ができなかったので真価が発揮できなかった。そして、AppStoreに対応していないためにアプリをインストールできなかった。さらに、Flashは対応しているが日本語が表示できなかった。
結論としては「何のソフトウェアもインストールできないただのパソコン」になり下がってしまっていた。
これが肝心の本体である。軽い、はっきり言ってかなり安い作りだ。
テレビの代わりにデル社のモニターを使っている。ちなみにセットアップはかなり面倒とのこと。
セットトップボックスタイプのこの機種はすでに家庭にあるテレビやハードディスクレコーダーと連携することを念頭に置いて設計されている。すなわち、フルキーボード、トラックポイント付きのワイヤレス・キーボードをリモコンにして、テレビ、ハードディスクレコーダをコントロールするという作りである。
テレビの表示にGoogle TVの画面をオーバーレイするという仕組みになっている。(今回はテレビ連携が試せず残念であったが。)Logtech Revueはテレビ、ハードディスクレコーダからは赤外線リモコンに見えるという寸法である。
画面なスマートフォンとはかなり違っている。テレビ向けのお化粧がたっぷり。とはいえ設定画面などはAndroidのおなじみのものが出てくる。
YouTubeは普通に見ることができた。ニコニコ動画はコメントが「□」となってしまい残念な感じに。見る人によってはカクカクとしてスムーズさが足りないという印象だそうだ。
で、結局はばらばらに。シリアルが無いかと探したがそれらしきホールを発見。次回までピンを付けてくるという。