規格のガラパゴス化を憂うより大切なこと
何を使って作るのかが問題なのではない。何が利用者にとってメリットになるのか「見える化する」のが先である。
iPod/iPhoneを例にして考えよう。最初は小型ハードディスクというシーズを使った携帯型音楽プレイヤーとして発売された。そこには、従来数十曲しか入らない携帯音楽プレイヤーに対して数千曲以上入るというところの「売り」でしかなかった。そこが一部の利用者に受け入れられ着実に成長したという点を理解するべきである。
リーン開発でも肝も利用者への利便の最大化に絞った開発をすべきと。
標準の選定は確かに難しい。大切なのは世界から取り残されないことである。今回はコンテンツの記述フォーマットの話である。拡張性が高くサポートするツール・商品が多いものを選ぶべきだ。商品を作るために道具から作るというのは初期にはあり得るが、成長したいのであれば道具は餅屋に任せるべき。そのためにはオープンであり先進的なものを積極的に活用すべき。
この手の記事が多いこと自体が問題である。もっと中身の話をしよう。そしてまずは稚拙でも良いから「肝は何か」をはっきりさせよう。良いものであれば伸びるはずである。良くないなら直せばよい。中途半端が一番たちが悪い。
c.f.
- 作者: メアリー・ポッペンディーク,トム・ポッペンディーク,高嶋優子,天野勝,平鍋健児
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