Webアプリケーション vs. ネイティブ・アプリケーション
私の結論はWebアプリケーションに軍配が上がると考えている。ブラウザの性能を上げ、ハードウェアに直接アクセスできる機能を付加すれば、ネイティブ・アプリケーションにできることはすべてできるからである。
結局のところ、
- 利用者から見た使い勝手がネイティブ・アプリケーションの方が上である
- Webアプリケーションの場合ハードウェアに直接アクセスできない
- ネイティブ・アプリケーションは販売することで開発者に利益をもたらす
の3点がポイントだからだ。
iPhoneは最後のポイントがiTunes Storeのビジネス・モデルにスティックしており、Webアプリケーションでの収益を考慮していない。Android等他の陣営はここに注目すれば勝てる。Webサーバ側にアプリケーションを置き、UI部分のみをブラウザに残す。グラフィック・アクセラレータを制御でき、通信回線さらに早く・さらに安く・そしてどこでもつながる様になればネイティブ・アプリケーションは不要だ。